授業書《三態変化》で描いてもらっているグラフ

イッセイです。私はこんなグラフを描いてもらって,三態変化をしみじみと感じてもらっています。

〈融点や沸点が物質にある〉ことをグラフ化しています

「『理科年表』の融点や沸点の値を利用してグラフを描くとよい」ことを仮説実験授業の先輩方の講座で知りました。

「どのようなグラフがいいのか」は,ずっと少しずつ試しています。

最近は,以下のようなグラフ用紙に蛍光マーカーで描いてもらっています。

このグラフ用紙で工夫しているのは,まず零下の部分です。絶対零度のことを言うのはまだあとなので,わざと-100だけ数値をかいています。そして,グラフは-273度まで伸ばしています。

それから,グラフを描くのを蛍光マーカーにしたのも工夫点です。

グラフ用紙に色鉛筆で描くとすると,どんなに指示しても仕上がりが汚くなりがちです。〈幅のある線〉を描きたくなるからです。

しかし,蛍光マーカーにすると均一の濃度の太い線を一発で描けます。これも工夫点です。

板書はこんな感じにしています

まずは,水の三態変化を描いてもらいます。

「氷が融ける温度は,何度ですか?」と聞くと,クラスの誰かが「0度」と言ってくれます。

「じゃあ,水を沸騰させたときの温度は何度ですか?」と聞くと,誰かが「100度」と答えてくれます。

「水の変化は摂氏温度の定義ですから,0度と100度とちょうどの数なのは当然です。グラフを描きましょう。水の融点である0度に●を描きます。また,水の沸点の100度に×を描きます。さっき配ったマーカーのどれかを固体に,別の色を液体に,他の色を気体にして,右下に引いてください」と説明しています。

こうして水の三態変化を描いた後は,鉄,銅,アルミニウムなどの融点と沸点を発表して,描いてもらっています。