授業書《原子とその分類》の非金属のところで,塩素を発生させました

黄色の気体である塩素を生徒に見せつつ,毒であること,そしてその臭いへの注意喚起をしました。

「まぜるな危険」は本当に危険

カビキラーなどの「まぜるな危険」

「どうして〈まぜるな危険〉が危険なのかを知ってほしいので,今日は混ぜます」と,私は語り始めます。

そして,続けます。

「サンポールといった塩酸でトイレ掃除をしつつ,漂白剤でさらにきれいにしようとしていた人が,前はよく亡くなっていました。本当に死ぬような毒ガスが発生するのです。それを塩素といいます。危険だからこそ,その臭いを知っておいてほしいと思っています」

塩素を発生させるための準備をします

濃塩酸

塩酸は,薬局で購入しました。印鑑や身分証明が必要です。生徒には濃塩酸は見せていません。教室に持って行く前の準備です。

手袋は大事です

濃塩酸を扱うときは,手袋をはめて細心の注意を払いつつ作業をします。

パイレックスの量りを使います

水を300ml入れてから,塩酸を100ml入れます。

塩素を発生させましょう

塩素を発生させるためのガラス容器とガラスのフタを用意します。

ガラス容器と,フタとして使ったシャーレ

ガラス容器にさらし粉を山盛り3杯から4杯入れたら,4倍に薄めた塩酸をひたひたになるぐらい入れます。

すると,塩素の黄色い気体が発生してきます。

サツキの花びらを濡らしておいてから,投入します。すると花びらが漂白されていきます。

重曹

反応を終えたビンを洗おうとすると,フタを開けて水を入れることになります。すると,ビンの内部の塩素ガスを浴びてしまいます。とんでもないことです。

そこで,〈重曹を入れて中和してから洗う〉とよいです。塩素の危険を相当減らすことができます。

重曹をいれて反応を止めるところも生徒に見てもらっています。

一連の操作を動画にまとめてみました。よかったらご覧ください。