アマリリスの花を切って

イッセイです。アマリリスの花を切って,改めて気づいたことがあります。

今年もアマリリスが咲きました

今年も,見事にアマリリスが咲きました。

毎年少しずつ花茎が増えていって,元気なんだなってうれしくなります。

アマリリスの果実が実って

アマリリスの花茎

アマリリスの果実が実ってタネができました。

実ったタネ

タネの採取ができましたから,茎を切ることにしました。

分厚い壁

円筒形に花茎はなっています。

上の方でも断面の形を見てみました。

薄くなった壁

ネギの葉みたいな感じで薄い壁です。

今までは「アマリリスの花茎は,円筒になっていて真ん中が空洞になっている」と思って,それで終わりでした。

ふと,なぜ円筒なんだろうって思いました

しかし,今回は違いました。

「なぜ円筒の形になっているんだろう?」と思っちゃったのです。

橋といった建造物では,中身がぎっしり詰まったもので作っていません。たいがい,中が空洞になった四角柱か円柱です。

同じ量の材料で柱を作るとしたら,中身がぎっしりあるものは細い柱になります。きっと構造的に弱い柱でしょう。

〈ぎっちり〉と〈中身が空洞〉とで同じ太さだったらどうでしょう。

まっすぐ立っている分には,中身がぎっちりつまっているほうがいいこともあるでしょう。

しかし,斜めだとか横にするなどとなったとたん,中身がぎっちり詰まっている柱は,自身の重さで曲がってしまうに違いありません。

こう考えてみると,クスノキやスギの大木がウロになって,中身が空洞になっていることがあるのもうなずけるなと思いました。丈夫さと軽さを考えたら中身が空洞の円筒がよいはずだからです。

今までは,「中身がぎっちりつまっていないと建築材料としてだめだよなあ」ぐらいにしか思っていませんでした。

「アマリリスは,丈夫さを狙って,花茎を円筒にするということを選んだのに違いない」と思えました。