イッセイです。ダイソーの電卓を使って偏光板を外した電卓を作っています。
ダイソーで150円で売ってあるスケルトン電卓

150円で売ってあるスケルトン電卓です。

光さえ当ててあれば電池なしで動きます。
実験道具として電池の残量を気にしなくて済むのはとてもいい点です。
この電卓がよいのは,偏光板へのアクセスが楽であることです。

表面に黒いシートを貼ってあるだけなのです。
ですから,端っこから丹念にめくっていけばめくれます。
液晶表示にある偏光板

液晶表示の部分をよく見てみましょう。
ガラス板に黄色の矢印で示した偏光板が接着材で貼ってあります。

カッターナイフの刃を当てたりして少しずつ端っこからめくっていくと,偏光板を外すことができます。
偏光板を外した電卓の作り方
表面の黒いシートの端っこを見つけてゆっくり外していきます。
このとき,すべて外さず,液晶表示のところだけめくっていきました。

液晶表示の部分のガラス板が見えたら,カッターナイフの刃を当てて偏光板をめくります。
すこしめくれたら,あとは指でじっくりと外していくことができます。

偏光板を外してから,黒いフィルムを元通りにした電卓です。
目印に,偏光板を上に貼っておくとよいです。
「これが偏光板を外した電卓だな」と一目でわかりますから。


液晶表示の上に偏光板を置いてみました。
半分だけ数字が見えています。
偏光板のところだけ数字が見えているのです。
ちなみに

買ったばかりのスケルトン電卓には,実は表面に透明な保護フィルムが貼ってあることに,この作業をしていて気づきました。
保護フィルム越しでもちゃんと入力できるので気づけていませんでした。