大分県九重町の龍門の滝に,柱状節理をみました

イッセイです。龍門の滝に行ってみたら,なんと火山岩がけずれたのがよく見える滝でした。すばらしい。

大分県九重町の龍門の滝

「紅葉がきれいらしい」ということで,龍門の滝に行ってきました。

Autumn leaves of Ryumon Falls
龍門の滝の紅葉

たしかに見事な紅葉を見ることができました。

Autumn leaves of Ryumon Falls
龍門の滝と紅葉

でも,その紅葉と一緒にツツジも咲いているのが驚きでした。

azalea
ツツジが咲いていました
azalea
ツツジ

滝の影響で花の咲く時期がおかしくなったのでしょうか。見事に咲いていました。

龍門の滝の見事さ

紅葉よりもすばらしかったのは,滝の方でした。

Autumn leaves of Ryumon Falls

滝壺からはなだらかな岩でできたすべり台のような滝となっています。

「ああ,ここがあの滝滑りで有名な場所だったんだ!」と,納得です。

Columnar joint
龍門の滝と柱状節理

しかし,私の目を引いたのは,岩の割れ目です。

柱状節理といわれる岩の割れ目が,上の方の崖には縦に見えます。

すべり台のような滝の部分には,柱状節理の断面が見えています。

Columnar joint
柱状節理のすべり台(笑)

この周囲は火山岩の塊だったようです。

この場では「柱状節理があるのだから玄武岩だ」と思いました。

そこで,日本シームレス地質図で調べてみると,「約170万年前〜70万年前に噴火した火山の岩石(安山岩・玄武岩類)」とありました。

こんなに溶岩がつもった時代はたったの100万年まえだったようです。そんな時代には,ここには人間は住めていなかったでしょう。キラウエア火山の近くのような感じだったのかもしれません。

想像すると,たのしくなりました。

松木川をみると

龍門の滝の直下の川の様子をみてみました。

basalt
きっと柱状節理が折れてきた岩

川岸には,角が立った岩がたまにみつかります。きっと柱状節理が折れてできた岩でしょう。

柱状節理の崖が崩れて,流れてきたに違いありません。

Columnar joint
川岸の岩の割れ目

そして,川岸にはきっと柱状節理の先端部分であろう割れ目が見えていました。

この構造は松木川のまだ先の玖珠川にも続いていました。

kusuriver
玖珠川の川底

火山岩でできた川底だと思える文様が玖珠川にはあったのです。

kusuriver and Mt.hane
万年山(はねやま)と玖珠川(くすがわ)

となると,向こうに見える万年山(はねやま)も似た構造かもしれません。

おもしろいなあ。