授業書《三態変化》で使った試験管を再生したい

イッセイです。ナフタリンの三態変化を示した試験管の処理に困っていました。今回熱してみたらどうなるかな?!というのをやってみました。

試験管をどうしようかな

ナフタリンを熱して三態変化することを試験管で示すとこんな試験管ができます。

試験管の底には,液体から固体に変化したナフタリンが固まっています。

試験管の上部には昇華してできた結晶がたくさんくっついています。

さて,どうしようかな。

有機溶剤でとかしたとしても,それをどこに捨てたものか困ります。

いつかは気体になっていきそうですが,試験管の底のナフタリンはなかなか気体になりません。

試験管を熱したらよいのかな?

仮説実験授業研究会の大先輩の方が書かれていたと思うのですが,「底の方から熱したら再生できる」というのを読んだ覚えがあります。

それでやってみることにしました。

まずは試験管の底に固まっているナフタリンです。アルコールランプで熱していると,すぐに周囲が融けだします。アルミ皿にそそぐと,コロリンと出てきました。

おおっと!ほぼ大部分を占めるような量が一気にとれました。

試験管の口を上にしておくと,気体になったナフタリンが液体になって底にもどってきます。そんなことをしていたらいつまでたっても試験管の底にナフタリンが残ってしまいます。そこで,試験管の口が下になるように斜めに傾けて,底の方から熱することにしました。

すると,クリアな領域が広がっていきます。

ときどき,アルミ皿に液体のナフタリンを落としながら進みます。

試験管の口近くまできたら,そこで終わるのが良いようです。

なぜなら,ナフタリンは可燃性の物体なので,気体になったナフタリンに引火するからです。

ほんの少しのナフタリンですから,「このさい残りを燃やしてしまう」という考えもあるかもしれませんが,やっぱりお勧めできません。

「試験管の口のほうにだけナフタリンがある」という状態は,試験管が洗えるということです。ゴシゴシやって洗っちゃうのがよいと思います。それでなくとも,いずれは揮発してしまうことでしょう。

試験管は,熱したら再生できるという結論でよさそうです (^ω^)