11インチのiPad Pro にキーボードを組み合わせて使っています。ほぼ快適です。
iPad Pro のソフトウェアキーボードって

私は,この五十音のキーボードが苦手です。
フリック入力(iPhone で入力するときの十字型にでてくるやつ)だとちょっとは早く入力できるのですが,これだと「えーっと,どこだっけ?」と迷いながら選んでしまいます。
前の型の iPad だと,フリック入力ができるものもあったそうです。しかし,現行のでは,自分で別個にソフトウェアを入れるしかないようです。
Apple純正のソフトウェアキーボードでないと,iOSがバージョンアップした時に入力ができなくなるおそれがありそうで心配になりました。
そういえばAppleは,iPad Air などのために smart keyboard を用意しています。「こっちを使ってね」ってことなのでしょうか。
LOGICOOLのキーボード
私は iPad Pro を購入する際に, smart keyboard と比べたものがあります。
それは,iPhone 用に使っていた,ロジクールのiK1042BKA(Keys-To-Go)というキーボードです。

私はこのキーボードがなんだか好きなので,結局こちらを継続使用することを選びました。
なぜKeys-To-Goが好きなのだろう
最初の頃は,iOSに特化したボタンがあるからかなと思っていました。

地球マークを押すと,「かな」「絵文字」「英語」の入力を変えることができます。
検索ボタンを押すと,検索画面になります。


でも,それよりも私が地味に気に入っているのは,入力の手間です。
たとえば,次の画面では「きづき」と入力したら,候補に「気づき」がでてきたので,それを選んだ状態です。

ふだんだと,「return」ボタンを押して確定してから,「ました」などと入力していきます。
ところが,このキーボードだと,選択した状態で,「ました」と入力するといいのです。すると,「気づき」の確定と同時に「ました」の入力ができます。つまり,「return」ボタンを1回押す手間が省けるのです。
何気ない1回の手間ですが,私はかなり気に入っています。
ペアリングはそれぞれに
私は iPhone と iPad を持っています。一台のキーボードで対応できるのでしょうか。
少し手間はかかりますが,対応できます。
このキーボードとiPadなどとはBluetoothという無線でつないでいます。
この場合,ペアリングという作業が必要になります。

右上のアンテナみたいなマークがBluetoothのボタンです。これを長押しするとキーボード側の準備が整い,ブルーのLEDがつきます。
iPad の「設定」というアプリを立ち上げて,「Bluetooth」を開くと,キーボードを iPad が認識してくれます。「Keys-To-Go」という名前が,キーボードの名前です。この作業を〈ペアリング〉といいます。
ペアリングを最後にやったのがiPadなら,iPhoneは無視されます。もしもiPhoneで使いたくなったら,ペアリングをiPhoneとすればいいです。
Keys-To-Goの難点
私が所持しているKeys-To-Goでは一つ問題点があります。それは,「充電は残っているのにスリープから復活せず,気絶したままのことがある」ことです。

モバイルバッテリーをつなぐと目が覚めてペアリングがはじまるので使えるのですが,毎回モバイルバッテリーを最初つながなきゃいけないのが困ったことです。ただし,これは私の所持しているキーボードに特有の問題じゃないかなと思っています。