デーヴィーさんが発見したカリウムを,水と反応させてみます。
カリウムは石油に入れて厳重に保存しています

活性金属の一つのカリウムは,石油に入れて保存しています。

石油からカリウムを出してみました。石油との反応物質が白く覆っています。

カッターナイフで簡単に切ることができます。
切ると,赤紫色の金属光沢が見えます。見る間に錆びていきます。
水との反応の演示をする時には
小さいカリウムを濾紙にとりだして,カッターナイフで切ります。

新しい断面を出して,水との反応を速やかにするためです。

写真のようなガラス容器と,そのフタ(この場合はシャーレ)を用意します。
ガラス容器の底に濾紙を一枚しいて,水で湿らせます。
そこにカリウムの断面が水に触れるようにおいてから,すぐにフタをします。
カリウムと水との反応は激しくて,すぐに反応が進みます。
赤紫色の炎色反応も楽しめます。
白煙は有毒です。また,カリウムは反応の最後にパチっとはじけます。その音を聞くまではフタを開けないようにしてください。
水との反応の様子を,動画にまとめてみました。