イッセイです。酸素で燃やして生きている生物にとって重要な分子であるFADを発泡スチロール球で作りましょう。
目次
FADの構造
FADは,Flavin Adenine Dinucleotide の略です。
フラビンアデニンジヌクレオチドと読みます。
酸素を使って生きている生物においては非常に重要な物質です。もちろん,人にとっても(^ω^)
何に重要なのかというと,NADと同じく,酵素が働く時に必要な物質=補酵素の一つです。
人は,自分でつくれないので,食べ物として材料を取る必要がある一群の物質があります。ビタミンという名で呼ばれる物質です。FADの材料のビタミンB2(リボフラビン)は,その一つです。

FADのDは,ジヌクレオチド=二つヌクレオチドがあるよという名前です。
NADと同じく,FADも二つのヌクレオチドがくっついた形の分子です。

FADの構造式を色分けして,部品がわかるようにしてみました。

リボフラビンをふくむヌクレオチドと,アデニン+リボース+リン酸のヌクレオチドの二つあることが見えます。
FADを組み立てましょう
FADの部品を,以下のページをもとに作って準備しましょう。
部品を並べましょう

二つのリン酸の間においている酸素は,24mmで接するように2回切ってそれぞれの面に磁石を埋め込んだものです。
FADの完成です

部品をつけていくと,FADの完成です。
Molviewでも作ってみました。