発泡スチロール球で,アデニンを作りましょう

イッセイです。生物の体をつくる分子の中でも最重要といってもいいような分子であるアデニンの分子模型を作りましょう。

アデニンの構造

アデニンは,遺伝子であるDNARNAの材料というだけでなく,エネルギー通貨であるATPなどの材料でもある分子なので,重要すぎ!な分子です。

そんな大きな分子の材料にするために橙で塗ったHを取り外しができるようにしました。

平らな分子です。

とりはずしのできる発泡スチロール球の分子模型をつくりましょう

アデニンは六員環と五員環がくっついた形をしています。

しかも,それぞれの環を窒素と炭素が混じってつくっていますから,分子模型を作るのはなかなかに大変です。

アデニンを作る原子の準備をしましょう

炭素原子は35mm球を黒く塗ります。

窒素原子は30mm球を青く塗ります。

水素原子は25mm球を半分に切ります。

発泡スチロール球を1億倍の原子模型と見立てるときに

発泡スチロール球にペンキで色を塗りましょう

窒素原子の切り方(N1)第1面第2面
接するように24mm24mm

24mmで切ってから,次の面を接するように切ります。

炭素原子の切り方(C2)第1面第2面第3面
角度定規120度120度120度
孔定規28mm28mm24mm

C2の第1面と第2面は窒素と結合する面です。第3面には水素をつけます。

窒素原子の切り方(N3)第1面第2面
接するように24mm24mm
炭素原子の切り方(C4)第1面第2面第3面
角度定規120度120度108度
孔定規28mm24mm24mm

C4C5の108度の面は5員環の一部になります。

炭素原子の切り方(C5)第1面第2面第3面
角度定規120度120度108度
孔定規28mm28mm24mm
炭素原子の切り方(C6)第1面第2面第3面
角度定規120度120度120度
孔定規28mm24mm24mm

第3面は,N10をつけます。

窒素原子の切り方(N7)第1面第2面
角度定規108度108度
孔定規24mm24mm
炭素原子の切り方(C8)第1面第2面第3面
角度定規108度108度立たせる
孔定規24mm24mm24mm

108度で切った二つの面は五員環をつくる一部です。

第3面は,24mmの孔定規にたててから切るとよいです。

窒素原子の切り方(N9)第1面第2面第3面
角度定規108度108度立たせる
孔定規24mm24mm24mm

第1面と第2面は,五員環の一部です。

第3面は,24mmの孔定規に立ててから切ります。

この第3面は,ATPDNAではリボースと結合する部分です。

窒素原子の切り方(N10)第1面第2面第3面
角度定規120度120度120度
孔定規24mm24mm24mm

アデニンを組み立てましょう

まずは六員環を作りましょう。

六員環を構成する窒素原子2つと炭素原子4つを仮に組み合わせてみます。

N1・C2・N3の三つ組で平面を作り,C4・C5・C6の三つ組で平面を作り,それを組み合わせて作りました。

五員環の部分と断面を間違えないように注意が必要です。

このとき,C2は環の中に食い込むように組み立てます。すると窒素原子との間に断面の空きができますが,気にしないことにします(^ω^)

互いの原子の位置を確認しながら,六員環に五員環をつなげていきます。

こうしてできた骨格にN10と水素をつけていきます。

すべてに水素をつけたらアデニンの完成です。

大きな分子の材料にもなれるように

私はN9につける水素を取り外しができるように作りました。

N9にはネオジム磁石を埋め込み,水素には画鋲を取り付けたのです。

こうすることで,ATPの材料にも,DNAの材料にもすることができるからです。

とりはずしのできる発泡スチロール球の分子模型をつくりましょう