発泡スチロール球で,CoAをつくりましょう

イッセイです。呼吸の一連の反応の中で重要な分子の一つであるCoAを発泡スチロール球でつくりましょう。

CoAの構造

CoAの構造式

CoAは,アデニン,リボース,リン酸,ビタミンB5(パントテン酸),メルカプトエチルアミンが組み合わさってできている分子です。

発泡スチロール球で,メルカプトエチルアミンをつくりましょう

発泡スチロール球で,パントテン酸(ビタミンB5)をつくりましょう

発泡スチロール球で,アデニンを作りましょう

発泡スチロール球で,リン酸をつくりましょう

発泡スチロール球で,リボースをつくりましょう

まずは上のページのようにして5種類の分子を作成します。

CoAを「取り外しができないように作る」場合は,磁石と画鋲をとりつける手間を省いて,直接木工用ボンドでくっつけていけばよいです。

ここでは,取り外しができるように作ってみましょう。

とりはずしのできる発泡スチロール球の分子模型をつくりましょう

CoAの部品をつけていきましょう。

まずは,リボースのC1′にアデニンをつけ,C3′C5′にリン酸をつけましょう。

C5′のリン酸には1回切った酸素(磁石を断面に埋め込んだもの)をつけましょう。

これは,RNAの一部分と同じです。

C5′には,リン酸を2こつなげてつけます。

2つ繋げていることに注目すると,ADPに似た構造となっています。

C5′に2つつなげたリン酸には,パントテン酸をつけ,さらにメルカプトエチルアミンをつけます。

完成したCoA

CoAの完成です!

MolViewによるCoAです。

CoAからアセチルCoAをつくりましょう

発泡スチロール球で,酢酸をつくりましょう

CoAに酢酸がくっついた形が,アセチルCoAです。この物質をつくることに集約することによって代謝が進んでいますから,とっても重要な分子です。

アセチルCoAの構造式

CoAの先端にあるSHが反応する部位であると,『ストライヤー 生化学』には書いてありました。

分子模型をつくるときの文献

反応部位が酢酸と結合したものがアセチルCoAというわけです。

酢酸とCoA
分子の間で水ができて結合します
アセチルCoAのできあがり!

作ってみて

CoAは名前だけは知っていました。

大学入試の時などに必死に覚えたものです。

分子模型をつくるために構造式を見て,構造を考えながら分子模型を作っていると,「こんな物質だったのだなあ」と,作りながらしみじみしました。

やっと記号から立体物になった気持ちです。