プラトンボの材料のキーワードは0.5mm

イッセイです。サークル福岡たのしい授業フェスタでプラトンボを実施したいなと思って材料の研究をしています。

プラトンボのものづくりをやりたいな

ものづくりハンドブック7』に阿部徳昭さんの「プラトンボを飛ばそう!」というレポートが載っています。そこでは,100円ショップの材料をくりぬいてプラトンボを作っていました。

材料は,竹串・アイロンビーズ・プラ板です。

まず,プラ板に設計図をマジックで写し取ります。次に,ハサミで羽を切り抜きます。羽を斜め線に沿って折り曲げて,真ん中に画鋲などで穴を開けます。穴に竹串を突き刺し,アイロンビーズに先端をさすと完成です。

その後,阿部さんは『プリントプラトンボ』といって,プラ板にプリントしてあって切るだけでできちゃう商品開発もされています。

先日,高校生相手にプリントプラトンボをやってもらったときは,あっさりできすぎちゃったみたいでした。「もう少し時間がかかって工夫の余地があったほうがいいのかなあ。それだったらもともとのプラトンボのやり方の方が高校生にはあっているのかな」と思えました。

そこで,福岡たのしい授業フェスタなどでの実演もやってみたいと思うようになり,材料の研究を始めました。

プラトンボの材料を100円ショップで探す

まずは,阿部さんのように100円ショップで材料を探すことにしました。

PPシート 厚み0.75mm
Zファイル
2 Ring File

まず目についたのは「PPシート」です。1mmと0.75mmの二種類の厚さのものがありましたので,とりあえず0.75mmのものを買ってきました。

それから,「Z ファイル」と「2Ring File」も試してみることにしました。

3つとも透明または半透明なので,プラトンボの原稿を透かしつつマジックで描くのは簡単でした。

でも,ハサミで切り始めたら,「うーむ,ちがうなー」と感じました。切るのに力がいるのです。工作がしにくいのは嫌だなあと思いました。

大きさを変えたらどうかなあと思って三種類の大きさで作ってみました。

三種類の羽

「なんだか厚いから,阿部さん設計のものよりも大きな羽が一番飛ぶのではないかな」と予想をしていました。

でも,一番いい感じだったのは,「阿部さん設計よりも少し小さめ」のものでした。「阿部さん設計よりも大きい羽」は回しにくくてダメでした。

プラ板を買っていました

「なんだかうまくいかないなあ」と思って倉庫をみていたら,「あれ,これって!」とビビっときました。プラ板が目に飛び込んできたのです。

どうも数年前にプラトンボ用に購入していたようです。忘れてました!

ペットエース 0.5mm

ペットエースという樹脂のプラ板でした。厚さは0.5mmです。

新品のプラ板を切るのは惜しい気がしましたが,えいや!と切って作ってみることにしました。

すると,切りやすいし,よく飛ぶのです。それも段違いによく飛びました。

ただ,これをネットで買おうとすると輸送費などが高くつきます。

ホームセンターで0.5mm厚のプラ板を探してみました

近所のグッデイというホームセンターにいって売ってないか探してみることにしました。

ポリカーボネート 0.5mm

すると,ポリカーボネートという材質のプラ板が753円で売ってありました!

厚さは0.5mmです。

「両面に保護フィルムがある」と説明書きに書いてありましたので,ガムテープをくっつけてはがしてみることによって,保護フィルムを探しました。しかし,フィルムは剥がれてきませんでした。

4cm×10cmにカット

「両面にあるってことだったけど,片面だけだったんだろうな」と思いました。そこで,ブルーの保護フィルムを外してから,4cm×10cmの大きさに切りました。

切ったプラ板に設計図をマジックで写し取ったときのことです。

「ん?なんかはずれる,,,」

フィルムが,,!

本当に保護フィルムがあったのでした。しかも,設計図を保護フィルムに描いていたのでした。ショック!

フィルムをはがす

気づいたのはプラ板を裁断機で切った後でした。

仕方ないので,すべての保護フィルムを一個一個はずしたのでした。

こうして,64機分の材料を1枚のプラ板から作ることができました。

完成したプラトンボ

さて,飛ぶのかなあ,,,やってみると,

ビューーーーンと高く舞いました!成功です。

「プラ板の材質よりも,0.5mmの厚さが大事!」というのが,現時点での結論です。

プラトンボを飛ばすときの注意点

プラトンボに描いている矢印は,左手を固定しておいて右手を前にこすりだす形で飛ばすためのものです。左利きの人は裏返して折り曲げる必要があります。

勢いよく飛ばしたはずなのに,フニャフニャフニャと落ちてしまうことがあります。それは,竹ひごにしっかり羽が食い込んでいないときの現象です。羽を竹ひごにギューっと押し付けてしっかりと固定しましょう。すると,ビューンと飛ぶはずです。

電灯にぶつけたり,人間にぶつけたり,とにかく迷惑なものにぶつけないように工夫と注意をする必要があります。

あと,みんなで一斉に飛ばすと,どれが自分のかわからなくなりがちです。羽に名前を書いておきましょう。